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不動産を資産として所有し続ける時代は終わり
期間を定めて投資を判断する「投資商品」としての考え方に移行しなければならない。
成長メカニズムに基づく入口・出口戦略はいかに描けばよいのか!

不動産投資における“入口・出口戦略”を明快に解説
不動産投資の「成長戦略」研究セミナー

ごあんない
現在、わが国の不動産投資ビジネスにおいて最も大きな課題とされているのが、企業における過剰資産の問題です。従来は、一度資産として計上すれば半永久的に再評価・リマネジメントする必要はなかったのですが、近年の企業会計における時価会計・減損会計の導入、地価の収益価格の適用等を受けて、資産の変動リスクをどのようにマネジメントするかが重要になってきました。投資技術・戦略をもたない不動産投資は、単に景気の波に左右されるだけで、望むべき成長は得られないと言ってよいでしょう。
本セミナーでは、新時代の不動産投資における成長メカニズムを解明し、特にその入口・出口戦略の描き方について、不動産実務の経験豊かな講師をお迎えして明快に解説いただきます。企業の財務担当の方々ならびに新たな不動産ビジネスとしてのアセットマネジメント、プロパティマネジメントにご関心をもたれる方々の積極的なご参加をお勧めいたします。

セミナープログラム&タイムスケジュール

13:00〜15:15
T.不動産投資における「成長メカニズム」

●不動産投資とは
●不動産資産の「収益」の考え方
・収益が基本となる資産評価
・投資資産の現在価値(NPV、割引率の考え方)
・投資ビークルの収益構造(ROA、ROE、DCRとは)
●成長ツールとしてのレバレッジ戦略とLTV(資産価値に対する負債比率)
・LTVとPTI
・レバレッジ戦略
●リスクとリターン
・リスクとリターンの解析
・プロパティマネジメントとアセットマネジメント

15:30〜16:45
U.不動産投資における「入口・出口戦略」

●不動産投資における入口・出口戦略とは
・不動産投資事業の各種シミュレーションから何を学ぶか
 ・不動産投資に求められる入口戦略(投資開始のタイミングと期間設定)
 ・出口戦略を求められる不動産投資(資産売却のタイミングと売却方法)
●不確実性をヘッジする「リアルオプション」の考え方
・不動産投資におけるリアルオプションの具体的展開
 ・不確実性と成長可能性
●不動産投資に競争優位をもたらす「ブランドプロパティマネジメント」
・収益不動産の内部成長を促進するブランドプロパティマネジメントとは

16:45〜17:00
V.質疑応答


開催日時 2002年11月19日(火)13:00〜17:00

会場 銀座ラフィナート
東京都中央区銀座1-26-1 Tel.03-3564-0888

参加費 37,800(1名様につき)
(消費税および地方消費税 1,800円含む)
●同一申込書にて2名様以上参加の場合 35,700(1名様につき)
(消費税および地方消費税 1,700円含む)
※テキスト・コーヒー代含む

お問合せ・お申し込み先
綜合ユニコム株式会社 企画事業部 〒104-0061 東京都中央区銀座2-8-15 共同ビル

講師プロフィール

川津 昌作(かわつ しょうさく)
川津商事(株) 代表取締役
川津ビル(株) 代表取締役
博士(経営学)名古屋学院大学大学院
日本不動産学会所属

1958年生まれ。81年、滋賀大学経済学部卒業後、松下電器産業(株)に入社。85年、川津ビル(株)代表取締役に就任。川津商事(株)代表取締役も兼務する。
現在、自ら不動産資産を運用しながら、また不動産コンサルタントとして不動産の売買・仲介にも従事している。また、インターネットWEBサイト「不動産何でも相談室」(http://www.kawatu.co.jp/nagoya/)を主宰する。
主な著書として、2000年に『不動産投資マネージメントの戦略』(晃洋書房)を刊行し、はじめて「ブランドプロパティマネジメント理論」を発表。その後、多くの不動産投資コンサルティングを実施し、バブル経済とその崩壊を通じて、実務のなかで不動産投資の成長メカニズムを明確に解説した『不動産投資の成長メカニズム』(清文社)を今年8月に刊行し、話題を呼んでいる。