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====[2009年12月15日]==
「名古屋の不動産何でも相談室」がお送りする
名古屋ビジネス情報
主宰 川津商事株式会社
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テーマ:アニメ産業

12月12日土曜日に冬休み用の子供向けアニメ映画が一斉に封切ら れた。最近ではインターネットによる予約が可能にもかかわらず席 を求めて長蛇の列である。どうも目当ては「ワンピース」である。

映画劇場のラインナップが大きく変わり始めた。昔は、大歴史物の ロードショーからアメリカの巨額の制作費を投じたアクション、戦 争映画、世紀末映画へと変遷し、アメリカのプロパガンダの象徴に 長蛇の列ができていた。

アメリカのプロパガンダ映画とは、アメリカ或いはその将来がスタ ーウォーズのような圧倒的な兵器産業の頂点に立ち、最後はすべて の戦争・争いごとに覇権で解決する事ができるイメージである。ま さに筆者はスターウォーズを映画館で何回もリピートしDVDを保 有している世代である。

最近はアメリカのCGを使った世紀末映画自体が少なくなり、又人 気も翳りがちであった。そしてそれがそのまま映画産業の衰退とな っていった。その一方で邦画、アニメが目白押しである。

そもそも日本アニメの原点である「少年マガジン」「少年サンデー」 が創刊されたのが1960年前後である。これらが創刊された時に漫画 世代が誕生したとすると現在の55-60才が限界年齢となる。

そして現在の漫画世代のもっとも有効な年齢層はおそらく35歳以 下であろう。逆に35歳がアメリカプロパガンダ映画の下限と考えて みよう。ちょうど40歳前後は1980年代末のバブル期に社会に出た 世代だ。

そして今から10-20年後、この35歳以下のアニメ世代が日本社会の 主流世代になった時、アメリカのプロパガンダに染まらない世代、 が日本の社会を占めるようになることは容易に想像できる。

先進諸国フランス、スペインなどがアニメの親日的さで紹介される が、ある意味でアメリカと少し距離を置いているところと言えるか もしれない。そして今後、世界中で現在35歳以下のアニメ世代が多 くを占める国、地域は、先進諸国ではなくやはりアジアなどの新興 国である。

アメリカのアニメ産業を担うデズニーは、日本で大きな成功をさめ、 アジア進出の足がかりとなっている。まず日本で成功を収める。「日 本経由アジア」これも面白いビジネスモデルである。

10年後、20年後日本がどのような国地域の世代に軸足を置いた社会 になっているのかどうか?アニメ産業が一つの試金石となるような 気がする。将来の新しいグローバル社会のヘゲモニーがアニメ産業 の中ではぐくまれるかもしれないわけだ。

そこでまた仮説であるが、例えばセントレアの商業施設内にアニメ をテーマにしたインキュベーター(若者育成)を設けたらどうだろ うか?みんなセントレア経由で世界中を移動なんてことが起きるか もしれない。そのくらいの投資をする価値はあるはずである。

話は脱線するが、日本の空港は出発する人(日本人)たちの利便性 にあまりにも軸足を置きすぎである。海外から到着・経由する人た ちに対するホスピタリティーが少ない。ヨーロッパにハブ空港がい くつもある。フランクフルト、パリ、ヒュースロー、アムステルダ ム等など、よく利用する人は既に好き嫌いで選別をする。

フランクフルトはどこへ行くにも便利が良いが日本に似て施設内が 狭い。パリCDの今度新しく再建された日本空港のターミナルは非 常にきれいだ。ヒュースローは盗難が多いから避けたい。アメリカ のデトロイトはメキシコ人がクイックマサージをやってくれる。挨 拶はアミーゴだ。

アジアにも既にハブ空港クラスの規模の空港は複数ある。ハブ空港 としての機能の選択は成田だ、羽田だと言う国内から見た立地の問 題ではない。問題は日本国内のアクセスではない。要はどれだけ中 継の使い勝手良いかである。

空港施設内に最もたくさんあるのが搭乗待ちの椅子である。この椅 子をすべて家具メーカの即売展示場に変えることはできないだろう か?セントレアの搭乗口ごとに各メーカが出品しPRする。すべて 木材なら。名古屋は一大木材椅子の産業拠点のイメージができてし まういかもしれない。

空港内の飲食店の食器をすべて瀬戸焼、常滑焼に統一して展示販売 する。このような特徴が関心を呼び、名古屋経由でどこかの行きた いというニーズが出てくるはずである。名古屋の大須に電気製品の アメ横ができた起源は何もない。落下傘であったと聞く。将来をは ぐくむ遺伝子は理屈ではなく多様性の中で開花するはずである。

名古屋市内のナディアパーク横に屋外スケートリンク場ができた。 名古屋のスケート王国を自慢するにしてはいまさらながらではある が、注目度は大きい。智恵はまだまだいくらでも出せるはずである。

要は、アニメ産業は小手先の支援ではなく、地域産業としても中心 にすえて投資をする価値が十分にある分野であると考える。アニメ 産業に対する投資は明確な将来志向であろう。年寄りはこれらの将 来に投資をし、アニメをになう世代が活躍できる環境を整備しよう。 彼らの話を聞こうではないか。

以上

 


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