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====[2009年7月15日]==
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栄ナディアパークにジュンク堂出店



しばらく前ある英字新聞で、エコノミストが世界で最初にインフレ になるのは中国であるという記事を記載していた(ヘラルドトリビ ューン)。日本の新聞が海外の新聞に追随しているとは言わないが、 最近日本の新聞でも長期金利に関する記事がやたら増えてきた。

金利変動リスクが市場で顕在化してきた事は明らかである。今回の 世界的な金融恐慌が過剰なレバレッジ、流動性にあったわけだが、 この恐慌の処方箋は更に流動性を高めて、世界中で国債を増発して 過剰な流動性を解消するのではなく更に増加させている。

日本でもテレビで某エコノミストが、世界中で輪転機を回している のに日本が輪転機を回さない事はありえないと発言していた。輪転 機とは国債増発を意味する。

いつも過剰不動産投資によるバブル破綻と言いながら、減税特例政 策を取り更に過剰な住宅投資を促進している。毎回同じ事をしてい るわけだ。最近そろそろ今回の不景気の出口が見えはじめたという 表現を見るようになってきた。

安易に出口を言い過ぎるという反発も多い。単なる政治パフォーマ ンスであるという見方も多い。しかしもし中国でインフレが顕在化 した時、日本はどのような立場になるのか?これは現実的な問題で ある。

先般読売新聞の名古屋版に名古屋の地価下落を「出口の見えない」 と表現していたが、いやなインフレの足音が既にそこまで来ており、 市場がいろんな情報を発しているといえるのではないだろうか?

さて前置きは短くこのくらいにして、ジュンク堂書店が栄のナディ アパークに進出する記事が新聞に掲載されていた。ナディアパーク は1996年ごろのデフレ経済に突入していくお先真っ暗な景気の時 に、夜間高校の中央高校跡地の再開発として登場した商業施設であ り、まさにトンネルの出口の明かりが一瞬見えたおもいであった。

ナディアパークを中心とする栄3丁目については改めていうまでも なく、点と線でしか活性化がなかなか起きない名古屋の商業エリア 特徴にたがえて、面的活性化を実現し栄エリアの大津通りのサブブ ランドストリートとして非常に貢献したエリアであり、その中心と なる商業施設がナディアパークである。

このナディアパークも時を経て現在、イニシャルテナントが撤退し て新たな局面を模索している状況にある。今回書店が地階に出店す るという試みにも関心が寄せられる。

栄地区はあちらこちらでこのような疲弊をきたしている地域が点在 する。ある意味で栄も広すぎて過剰にまで拡大しすぎたエリア自体 が償却をしなければならない本質であるといっても過言ではない。 一店舗の出店に関心が寄せられるほど、話題がないのも最近の栄の 実態である。

ナディアパーク周辺は、地域住民が非常に自立性があり、ユニーク な地主さんが多いエリアである。これが前回の再開発にも、独自に いろんなプランを実現して大きく貢献したのも事実である。これか らも彼らの頑張りを応援したい。

今の日本経済の問題点は、東京に過剰に経営資源を集中配分してし まって地方の地元資本が非常に疲弊してしまっている事である。10 年20年足らずで地主に再投資をしろというのは非常に酷な話では ある。

しかしナディアパーク周辺の再開発の遺伝子には大いに期待したい。

以上

 


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