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====[2009年6月5日]==
「名古屋の不動産何でも相談室」がお送りする
名古屋ビジネス情報
主宰 川津商事株式会社
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名古屋・不動産に関するビジネス情報誌「名古屋ビジネス情報」 へのご登録ありがとうございます。当社は不動産にとどまらず 広くビジネス情報をお届けいたします。今回は、

  テーマ:鉄道インフラと都市マネジメント

 世界中で大規模な財政支出が出動している。その支出の中身の主 なものが鉄道インフラである。これに対して日本では鉄道建設メー カーがビジネスチャンス到来として注目を浴びている。中国、イン ド或いはドバイなどの新興国ばかりではない、先進諸国でも新たな 構想がでている。

   日本でもここ数年鉄道インフラの構想がダイナミックに動いてい る。ダイナミックに動いているという意味は、地方の多くでは新幹 線の整備以外の生活インフラとなっている鉄道の多くが統廃合が進 む一方で、東京圏では新しい鉄道インフラが公的、民間を問わず構 想、計画、整備がおこなわれている。

   東京圏では、新しい鉄道路線の整備構想によって地域間競争、地 域経済の振興が新しい段階に入ってきたといえよう。財政の建て直 しを急務としている大阪でも、関空関連の新しい計画が指導し始め た。これは明らかに衰退している地方と、益々集中する都市圏の格 差の拡大を意味しているが、逆に言えば都市圏と地方との区別の明 確な試金石にもなりうる。

   つくばエクスプレスの東京駅への乗りいれ、千葉方面から京葉線 の中央線方面への延伸、新しい都心環状線栄とライナー、横浜−羽 田−成田の羽田国際空港へのアクセス線、埼玉でも高崎鉄道の伸延 等等が始まっている。その他新駅の整備、既存の路線の地下鉄化が 計画されている。大阪でもなにわ筋線の計画が始動し始めた。

都市の生産性の劣下を防ぎ、更に魅力ある都市マネジメントのため の最優先の戦略として新しい鉄道インフラ整備に取り組んでいるの である。しかも東京圏の鉄道の計画には明確ナイトが見られる。例 えば成田、羽田間の連絡鉄道を横浜まで伸延を要望している神奈川 県の構想は、明らかに成田、羽田からの海外へのインターフェース を横浜に誘致しようという構想である。

名古屋圏の公共鉄道施設の発想は従来型の地域沿線重視が多い。し かしそれが逆に機能せず赤字をもたらし持続不可能になってしまう ケースが多い。万博関連のリニア、桃花台の新線など大局的な目的 を達成せずに停滞してしまいまた廃止の結果を生んでしまっている。

今名古屋経済圏に必要なインフラは、将来のリニア中央新幹線の整 備を保管する地域ネットワークの完成度の向上である。名古屋の都 心部と三河地域に展開する輸送関連機器産業クラスターとのネット ワークである。

本来なら名古屋にとっては、名古屋の「元気経済」のうちにインフ ラ投資の道筋をつける必要があったが、期を逸した感があるが、調 整基調に入り都市経済の再生の起爆剤とするいい機会かもしれない。

今回弊社では「名古屋経済圏のポスト2010年−リニア中央新幹線整 備に向かって−」を取りまとめた。名古屋経済圏の生産性の向上を 視点に、2000年から約10年間の元気経済後のポスト2010の名古屋 のポジションを議論したペーパーである。
http://www.kawatu.co.jp/nagoya/kwo/NAGOYApost2010.pdf

2010年以降の新しい名古屋経済圏のビジョンを皆さんで考えてい ただきたい。

以上

 


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