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====[2008年12月10日号]==
「名古屋の不動産何でも相談室」がお送りする
名古屋ビジネス情報
主宰 川津商事株式会社
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  テーマ:名古屋駅前超高層ビル計画

ついにアメリカシカゴのトリビューンが破綻した。トリビューンは 新聞シカゴトリビューン、ロサンゼルスタイムズなどを傘下に持つ 巨大マスメディアである。現在日本でも瀕死の不動産業界の次に非 常に痛んでいる業界がマスメディアである。広告収入が激減してど こも厳しい状況にあるらしい。

さて、徐々に構想が見えてきた。JR東海はセントラルタワーズで成 功を収めそのノウハウウが蓄積されている。少しずつ話題を提供し て徐々にイメージを確立していく。マーケティングの手法である。

現在の名古屋ターミナルビルの再開発である。現在すでに計画が進 んでいる日本郵政のビル(2012年完成予定)との連携により、隣接 するJR東海のセンタラルタワーズ規模を超える再開発となるよう だ。2016年の完成予定である。

さてこの再開発にはいろんな状況が想定される。

当然リニア新幹線乗り入れとの相乗効果により名古屋駅の価値が上 がることが前提としてこのような投資が計画されている事になる。 東京の商圏との関係において名古屋駅前から派生する周辺エリアと の有機的なコラボレーションに対するニーズがでてこよう。

このような施設の完成によって、名古屋駅前の商圏の更なる量的に も質的な拡大が予想される。そのためには名古屋駅から周辺の収益 性の高いエリアへのアクセスが必要になる。東京−名古屋駅−愛知 県三河沿岸部の輸送機器関連産業クラスターエリアとのアクセスで ある。

例えば名古屋駅−栄−豊田の新交通システムである。或いは西側、 三重県の四日市・鈴鹿・亀山方面への伊勢湾湾岸アクセスである。 このような交通システムにより名古屋駅前の商圏が更に明確なポジ ションを取ることになる。

これらは最終的に、地方分権による道州制がなされたときの核とな る名古屋の求心力ともなる。

完成予定の2016年の市況がどのようになっているかは推測に域を でないが、今よりは落ち着きを払い新しいリスクへの挑戦が出始め ているはずである。いずれにしても、セントラルタワーズがそうで あったように、名古屋全体のリテール市場と別格の飛び地的な市場 が登場することが予想される。

東京の丸の内で丸ビルが再開発されその5年後には同規模の新丸ビ ルが登場した。はじめの丸ビルは非常に活況を呈したたが、新丸ビ ルの登場により市場が分断された感は否定できない。差別化をする ことによってそれぞれのポジションをキープしているが、この例が 役に立つことになろう。

名古屋駅の北側にこれだけの新しい再開発が登場すると、この再開 発ビルの正面にある大名古屋ビルヂングの老朽さがいよいよ際立っ て目立つことになろう。三菱地所のコーポレートブランドにも影響 することになろう。

名古屋駅前の北側西区名駅から那古野あたりの価値が大きく変わる ことになろう。ビジネスのアフター5のエリアとして開発が進むこ とになろう。

徐々にではあるが、日本の中の第2、第3の都市として東京を補完 する都市といてのポジションがイメージされつつある。

以上

 


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