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====[2008年11月25日号]==
「名古屋の不動産何でも相談室」がお送りする
名古屋ビジネス情報
主宰 川津商事株式会社
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  テーマ: 名古屋中央郵便局跡地

東京銀座のシャネル並木通り店で失火し、看板CHANELのLの 字が焼けたと言うニュースが産経新聞に出ていた。高額のブランド 商品は、最近の金融恐慌を産んだ新自由主義の経済格差の象徴であ ったが、金融恐慌と共に世界中で売り上げを落としている。

ニューヨークの5番街でも高級ブランドショップが店を閉じている と言うが、もともとルイヴィトンなどブランドによっては世界の売 り上げの3分の1以上が日本で売り上げており、恐慌になり日本の 市場の優位性がより鮮明になったのではなかろうか。

中日新聞より名古屋中央郵便局の跡地の再開発が日建設計で決まっ たという報道がなされていた。完成は2011年度の予定である。3年 後である。

これで名古屋駅前のスーパーブランドビルは日建設計が連続してい る。トヨタ・毎日のミッドランド、ルーセント、スパイラルである。 ちなみに名古屋ではJRセントラルタワーと、栄のナディアパーク が外資のデザインを導入している。

今東京の不動産業界では、名古屋の2011年問題が懸念されている。 2011年問題とは、2011年に大量のオフィスビルが供給され、市場が オーバービリディング状態になることを指摘したものである。東京 では過去に2003年問題、2007年問題という形で市場のオーバービ ルディンになり問題化している。

しかしいずれも程なく市場の成長で出吸収されてきた。しかし2011 年の名古屋はどうかというのが東京の市場で懸念されている点であ る。これに対して弊社では、東京と同じ時間でオーバービルディン グが解消されるか?と言う問題になるとそれは無理ですと言う見解 を取っている。

しかし名古屋には名古屋の基準がある。ルーセントタワーが値引き によるテナント入居募集をしなかったように、時間をかけて良いも のを作り上げることはいとわないのがやり方である。不景気と重な り大変重たい景気の足取りの中でのオーバービルディングではある が、やはりある程度の名古屋なりの時間をかけて市場で吸収すると 考える。

過去を見ても、不景気とビルの技術革新が重なり、景気が悪くても ビル施設を更新しなくてならないという時期は何度もあった。名古 屋はそれをうまく乗り越えてきている。東京のアナリストの方は、 東京の基準を当てはめて名古屋の市場をネガティブに見ないでいた だきたい。

さて関心は中央郵便局後にどんな商業施設が登場するのかになる。 商業施設へのアクセスをどのように取るかが成功の鍵となるだろう。 公的機関の協力が不可欠である。この商業施設の存在感しだいで、 名古屋駅前のフロントが西のほうに大きく動く可能性がある。 

名古屋駅前界隈特に名駅2丁目、那古野あたりの飲食店で現在出店 して数年で店舗が入れ替わった話は聞いたことがない。どこも満員 の盛況である。新たにオフィスビルができればこれに必要なリテー ル市場は更に大きく成長する事になる。

又成功しだいでは、不景気で全国の地価が下がる中で名古屋駅前だ け下又地価が上昇すると言う状況が生まれるかもしれない。

栄がいまだに百貨店というビジネスモデルだけに頼った商業振興策 しかない状況で、三越伊勢丹グループが東京に特化して名古屋にま で手が回らない状況にある。ブランドショップの路面店が新たに登 場しているが、その動きは非常に遅い。

2000年以降大きく変革してきた名古屋駅前市場が10年後の2011年 以降も新たな話題を提供し続けることになりそうだ。

以上



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