
====[2008年3月1日号]===============
「名古屋の不動産何でも相談室」がお送りする
名古屋ビジネス情報
主宰 川津商事株式会社
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テーマ: デズニーランド、お台場、秋葉原、銀座とくれば?
名古屋市内を走っていると観光遊覧バス「メーグル」をしばしば見 かけるようになりました。日曜日などになると結構乗客もあるよう でなかなか好評のようである。素人発想だが、一階建てのオープン バスなども遊覧観光には良いのではないかと考える。
観光都市とは、観光客に対するホスピタリティーが求められる。こ れは名古屋市の市民の問題である。オープンの遊覧観光バスが市内 を走りこれを見れば、市民にもおのずと観光都市としての自覚とホ スピタリティーが芽生えてくるのではないでしょうか?
さて、現在東京にやってくる外国(特にアジア)人の観光スポット はどこかご存知だろうか?デズニーランドを筆頭に、秋葉原、お台 場、銀座だそうである。これは単純に4日間コースの都心コースと いうところだろう。これに近隣の温泉地を入れれば立派なオプショ ンツアーができるわけだ。
さて名古屋の観光名所を見てみよう。遊覧観光バスメーグルの回遊 場所は、名古屋駅から産業技術記念館、ノリタケの森、名古屋城、 徳川美術館、二葉館、TV塔、栄である。上記の銀座、秋葉原、お 台場とはどこか違う。
明らかに観光客のターゲットが違う。アジアの観光客からすれば洗 礼されたファンション、都市文化、非日常的な体験が目的である。 これに比べて名古屋のメーグルは名古屋の伝統文化でありまったく ターゲットが異なりこれは比較にならない。
万博の燃え尽き症候群か?「名古屋の観光産業の促進」最近又聞か なくなってしまった。そもそも名古屋の観光産業のターゲットはど こにあるのであろうか?日本国内の定年退職をした団塊世代なのだ ろうか?それともグローバルな客層なのだろうか?
グローバルというだけで、又か?と拒絶したがる人には何を言って も無理がある。将来の名古屋を語るには、産業の発展も、投資の発 展も、経済の発展も知名度の無いところに世界から勝手に企業、人、 物、金が集まることはない。
日本への直接投資の限界は、東京以外に投資先が無いことを指摘さ れる。東京以外に投資先が無いわけではない。東京以外に知名度が 無さ過ぎるわけだ。観光産業の発展とは裏返せば知名度を表してい る。北海道のニセコスキー場は、観光地の地名度だけで海外から人 物金が劇的に集まっている。今後グローバルな客をターゲットにし た観光産業戦略抜きに都市のマネージメントはありえない。
そこで東京のお台場、秋葉原、銀座に相当するものを考えてみよう。 お台場の本質は先端投資文化のエンターテイメント性である。秋葉 原はショッピングである。銀座はファッションだろう。そしてデズ ニーランドが非日常的な体感的空間ということになる。
秋葉原に相当する大須、銀座に相当する栄・・ウ・・・ン・・後が 続かない。これが名古屋の観光産業の問題点かもしれない。非日常 的な体感とエンターテイメント性がない。これを補う何かが必要に なる。
考えられるのは、日本が世界に誇る中部山岳地帯の温泉などの自然 体感。岐阜のラインくだり等。近隣の海岸で地引網でもさせるかと いった体感的満足であろう。潮干狩りをしてもらい韓国北朝鮮から 来たアサリ、蜆貝をもう一度持っていっていただくか?
筆者が頻繁に用いる例であるが、週間ポストの全国有名ラーメン特 集で名古屋が出たことが無い。それほど名古屋のラーメンは全国レ ベルでないか?そうではなく、東京、大阪の情報しかニーズが無い のである。
しかし特集のたびに東京と大阪、そして福岡が出てこれはその知名 度はインプットされる。東京の麻布といった地名である。名古屋の 今池とか名古屋の堀田などのように「名古屋のどこ」といった名古 屋から先の地名がまったくPRされていない。相変わらず「名古屋」 だけでおわりである。
週間ポストに登場もしないところに、誰が投資を行うか?下手なP Rより週間ポストに面白いラーメン屋の原稿を送ったほうが都市戦 略になるはずだ。中央リニアや中部国際空港だ2滑走路などにより、 名古屋の日本におけるポジションを明確にするためには観光産業が 重要なというよりは欠かせられない都市のPR戦略になるはずだ。
以上
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