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====[2008年1月15日号]===============
  「名古屋の不動産何でも相談室」がお送りする
        名古屋ビジネス情報
     主宰 川津商事株式会社
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  テーマ: 2008年事始

遅ればせながら あけましておめでとうございます。今年もよろし くお願い申し上げます。

さて、昨年からのサブプライム住宅ローン問題に端を発し、グロー バルな市場からアメリカにお金がまわらなくなっている。モルガン スタンレーもメリルもシティーも、リスクが大きすぎ資本が足りず アップアップになってしまっている。

何とか、中国とか中東諸国のマネーによって息をついているようだ。 金融資本で世界中を牛耳ってきたアメリカがこんな調子では、日本 の経済も風前の灯と思われてもしょうがない。株価は低迷している が実態経済は問題ないといってきたエコノミストも、顔なしと言っ たところかもしれない。

一方国内の憂鬱としては、オイル高の影響が何時まで続くか?という 事と、建築審査の機能停止が何処まで出るかという点だ。14日の日 経で太田大臣が建築審査の機能停止分の住宅着工の遅れは、回復し次 第経済成長に上乗せがあると言っているが、現場ではそれまでに中小 の建設業者がつぶれてしまう状況にすらある。いずれにしても経済成 長2%は無理のようだ。これはデフレ経済の経済成長と同じレベルに 戻る事を示している。

年明けでよいニュースからひとつ。愛知大学が三好町にある名古屋 校舎を笹島地区に移転をする方針である。名古屋駅前エリアがつい に三好町の市場から商圏を吸引しだした。今までは、岐阜、三重か らの商圏の拡大であったが、ついに名古屋東部のビジネスおも獲得 しだしたことになる。

おそらく名古屋駅前エリアの南部エリアが、いよいよ学生のエリア として特徴を持ち始めることになろう。大学の都心回帰の動きであ るが、名古屋駅エリアにとっては、モード学園の開設の2008年以降 のプロジェクトがなくなったところへ、近隣の笹島へ新しいプロジ ェクトの話が来たことにより、市場の拡大が期待されることになる。

名古屋駅太閤口側、広小路延長沿いに、大洋薬品が研究拠点を作っ ている。大洋薬品は最近新興のフットサルの有力チームのスポンサ ーである。若い層に人気のある企業でもある。こういった企業が名 古屋駅エリアに集積始めている。

笹島から名古屋駅の間にはJR東海の昔の社宅跡地が広がっている。 今この土地がJR東海セントラル病院、マックスバリュ、新しいマ ンション棟ができ生まれ変わろうとしている。名古屋駅前の市場の 拡大は確実に起きている。

悪いニュース、名古屋港のイタリア村の再建の話である。2005年開 場、約3年で行き詰った。またやはり2005年にオープンしたサンシ ャイン栄のラーメン「名古屋麺屋横丁」が2月でその役目を終える。

昨年のニュースレターにも書いたが、2002年からの平成のいざなぎ 景気超えと呼ばれる、緩やかながらも上昇景気に乗り、積極的にリ スクをとり展開してきた企業の新規事業が、その後3−5年を経て、 市場競争の優劣が出始めたわけだ。麺屋横丁のように寿命もあろう。 銀行が業績の判断をするのが大体この3−5年なのだろう。

いづれにしても、今年はこのような再生ビジネスが又復活すること になる。5年前まではこのような仕事ばかりであったことを思い出 して頭を切り替える必要がある。しかしその一方で投資案件の収益 物件の建設は今後も続くであろう。それは世界中のリスクマネーの流動 性の高さがいまだに落ち着いていないからである。

確かに今の世界潮流では、日本には関心がもたれていない。しかし 今の市場経済は、成長ばかりが買い材料ではない。低迷もまた買い 材料になる。永久に夜明けが来ないといわれたデフレ経済も通り過 ぎていった。

今年の北京のオリンピックが終わり、言われているように中国で景 気の調整が始まるとしたら、おそらく中国に今まで向かっていたマ ネーがまた新たに行き場を探し始めることになる。オイルマネー市 場も100ドルを一気に突破すると、他の代替エネルギー開発に関心 が流れる。それはオイルマネー市場の望むところではないらしい。

さてそうなると、マネーは一体どこへいくのだろうか?島耕作のよ うに安い日本の企業の買収に入ってくるかもしれない・・・。とま で書くとまだお前はお屠蘇気分か!とお叱りを受けそうです。

内需産業の漫画業界は本当に元気がある。本というメディアだけで なく、もっといろんなチャネルを使い出したら一気に日本を代表す る産業になるのではないだろうか?名古屋は比較的漫画家が輩出さ れている。なぜこうゆう産業の支援に大学がビジネスチャンスを見 出せないのであろうか?入試がイラスト審査だけというと、一番喜 ぶのが親だったりして。これが今年の事始の印象でありました。

以上



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